でもどんなプロフィールを書けば仕事に繋がるかわからないな…
今回の記事は上記のように感じるイラストレーターにおすすめ!
本記事の内容
- 依頼主目線で【自己紹介】を書く
- 【SNS】はボタンで設置すると押されやすい
- 信頼に繋がる【経歴】が重要
- 【実績】公開の許可がもらいやすいクライアント
- 【作業環境】を明確にすれば企業案件が来る…?
- 【スケジュール】で受注されやすく
- 【お問い合わせ】はWordPressで
この記事を書いている私は、イラストの副業をしつつ、イラストレーターさん向けにホームページ受注制作のお仕事もしています。要するに、イラストの知識と仕事に繋げる為に最適なプロフィール設定の知識があります。
イラストレーターの集客に関する記事は集客経験のないライターが書いているものも多く、間違っている情報も多かったりします。
今回の記事では、”正しい知識を初心者でもわかりやすく”をコンセプトに書きました。ぜひご覧ください。
なおこの記事は3分で読める内容です。
信頼に繋がるプロフィール作成のコツ。
— 少女画 (@syo_zyo_ga) March 15, 2021
ファーストビュー「最初に目に入る領域」は重要!
このエリアに趣味はNG!#イラスト好きさんとつながりたい #イラスト #イラスト練習中 #イラスト依頼 #お絵かき #絵描きさんとつながりたい #オリキャラ #オリジナルイラスト #創作イラスト #イラストレーター pic.twitter.com/yrk8kwPtuV
プロフィールに書くべき必須7項目
結論、以下7項目を含めておけば問題ありません。
- プロフィールに必須①:自己紹介
- プロフィールに必須②:SNS
- プロフィールに必須③:経歴
- プロフィールに必須④:作業環境
- プロフィールに必須⑤:実績(なければ活動歴)
- プロフィールに必須⑥:スケジュール
- プロフィールに必須⑦:問合わせ
プロフィールに必須①:自己紹介
自分のイラストのテイストは写真だけでなく、文章で書いておくことをおすすめします。依頼する側は、依頼する内容にテイストが合っているかを必ず確認するからです。かわいいイラストが得意なイラストレーターにモンスターのイラストを頼んだりしないですよね?
プロフィールGOOD例:テイストを文章で書く
「ガーリーが得意」「景色が得意」「あたたかみのあるイラストが得意」…実際に検索結果の上位に表示されるイラストレーターのプロフィールにはイラストのテイストが書いてあることも多く、専門性が高ければそれだけで強みになりますから、書いておきましょう。
また、自分の住んでいる地域を書くことをおすすめします。例えば「大阪府 イラストレーター」というキーワードで検索した時、あなたのプロフィールが上位にくれば、依頼する側としては仕事を発注しやすくなります。いざという時、近ければ安心感があるからですね。
※個人情報の観点から住所まで詳細に書く必要はないですが、都道府県までは書いておくことをおすすめします。それだけで武器になることもありますから。
プロフィールNG例:個人的な趣味
趣味用途の場合は繋がりもできる為、趣味を書くことはメリットにもなりえます。ただ、仕事を受注するという目的であれば、そもそも「趣味をプロフィールに記載する」という行為は「依頼者側にたった視点」が抜けています。
- 依頼者が興味をもつエリア:ファーストビュー
例えば、ホームページにおいて最初に目に入る領域を「ファーストビュー」と呼びます。依頼者はこの四角形の領域に興味を持たなければ、当然その続きを読むことをしません。逆に言えば、「ファーストビュー」にさえ興味を持ってもらえれば、仕事の受注率も上がることになります。
と考えた時に、1つ質問があります。あなたが一番プロフィールで見て欲しいものは何でしょうか?
やはり一番見て欲しいのは「自分のイラスト」ではないでしょうか?そんな大事な領域に果たして趣味を書く必要があるでしょうか。優先順位としては、やはり他の事項よりも下がってくると思います。つまり大事なのが「相手がそれを本当に求めているのか」という視点です。
プロフィールに必須②:SNS
SNSアカウントがあれば、わかりやすい所に書いておくことをおすすめします。
アイコンをダウンロードすればカンタン!
なお、プロフィールで多いのはボタン形式のリンク。ボタンは文章と違って見逃しにくいというメリットがあり、依頼者の目に止まりやすくおすすめ。
※それぞれの会社の公式ロゴサイトへのリンクをはっておきます。最短1秒でダウンロードできるので、自分のプロフィールに使ってみてください。
- Twitter:Brand toolkit(公式ロゴダウンロードページ)
- Facebook:ブランドリソース(公式ロゴダウンロードページ)
- Instagram:ICONS(公式ロゴダウンロードページ)
プロフィールに必須③:経歴
イラストやデザインに関する経歴、学校名を書くことは信頼に繋がります。ぜひ書いておきましょう。
副業でやるため、本名や経歴を隠し、匿名で活動したいというイラストレーターの場合は、ペンネームでも活動できるようなイラスト販売サービスなどを使うのがおすすめです。
例を出せば、受注サービスではココナラ、イラスト販売サイトではBASEなどですね。現状ココナラ はペンネームのみでサービスが完結できてしまいますし、BASEは「NAWABARI」という機能で住所や電話番号を匿名化できます。
【参考】
【初心者必見】イラスト副業で最初の実績を積むならココナラ【実績ゼロから月10万】
【参考】
【断言】イラスト販売でおすすめのサイトはBASEだけ【経験者が語る】
【参考】
【初心者必見】イラストダウンロード販売で稼げるイラストAC【断言】
プロフィールに必須④:実績
受賞歴や、どんな会社または個人と仕事をしたのかといった実績は信用に繋がります。わかりやすい位置に、実績を書いておきましょう。
実績を書くときの注意点:クライアントからの許可
実績として、プロフィールに掲載して良いかどうかは案件によっても異なります。クライアントによって異なりますので、許可を頂くようにしましょう。特に、ランサーズやクラウドワークスなど機密情報保持契約に関してしっかりしているサービスを通して仕事をする場合は気をつけましょう。
なお、逆にプロフィール掲載することに好意的な方もいたりします。宣伝にもなるから、という意図もあり好意的なのかもしれません。
許可が厳しそうなクライアント案件の場合
許可が厳しそうなクライアントとの案件では、私の場合は、
いうゴリ押しアピールをして許可をもらっていました。
※ちなみにこちらが私のホームページ・EC構築用のInstagram実績アカウントです。※クライアント様とのお仕事の時は髪の毛はピンクではないです。。。石あたまの私でも、ブン殴られるのはやっぱり怖いですし。。。
実績がないイラストレーターの場合
駆け出しのイラストレーターで実績がまだないという場合は、こちらの記事【初心者向け】イラスト副業の始め方【中学生でもできる】注意点もありを参考にして、最初の実績を積んでみましょう!
本当に何も書くことがない!という場合は、卒業制作や普段の活動など、そんなにハードルを上げなくて良いので、何かしら書いてみましょう。
プロフィールに必須⑤:作業環境
できるだけ詳細に作業環境を書いておきましょう。
- 強みになるソフト例①:Photoshop
- 強みになるソフト例②:Illustrator
- 強みになるソフト例③:clipstudioなど
使用できるソフトが多いと、イラストレーターに外注したい企業から直接依頼が来るかもしれません。最近では、在宅でできるイラストレーター案件も色々増えていますし。なお、在宅でできるイラスト案件については、【未経験OK】在宅イラストレーターになるには?【求人有り】という記事をご覧ください。
【参考】
プロフィールに必須⑥:スケジュール
現在受注できるかどうかや、返信可能な時間を書いておくと親切です。なお、私の場合は、こんな感じです。※コピペOKですのでお気軽にどうぞ。
コピペOK:スケジュール文の例
【稼働時間】
スケジュールの例:miiyaya
平日は8時間、休日は3時間で在宅ワークをお受けしております。
・メール、電話など基本的に何でも可能です。
・時間帯や土日なども関係なく常時対応しております。
お仕事のご相談お待ちしております。
WordPressであれば、カンタンにカレンダー機能なども実装できます。なお、WordPressについては【有料級】集客できる!イラストレーターがホームページを作る時のポイント【傑作】という記事もあわせてご覧ください。
プロフィールに必須⑦:お問い合わせ
依頼者側にとっては、できるだけ連絡手段は多い方が良いかと思います。つまりは、特定のSNSに依存しないほうが良いかと思います(例えば、TwitterのDM機能であれば、そもそもTwitterアカウントを持っていない人もいるかもしれませんから機会損失になってしまいます。もったいないです)
ホームページでお問い合わせフォーム
そこでおすすめなのが、ホームページでお問い合わせフォームを設置することです。例えば、WordPressを使えば数分でビジネス仕様のしっかりしたお問い合わせが作れてしまいますので、おすすめです。
ちなみに当サイトホームページ受注用のお問い合わせページはこんな感じです。WordPressの「Contact Form 7」というプラグインを使ってます。優秀なエンジニアの方が作った仕組みで、なんと「無料で」しかも「数分で」しっかりしたものが作れます。
- お問い合わせの項目の例①:名前
- お問い合わせの項目の例②:メール
- お問い合わせの項目の例③:題名
- お問い合わせの項目の例④:参考にしたいURL
- お問い合わせの項目の例⑤:イラスト素材
- お問い合わせの項目の例⑥:本文
独自に選択項目なども設定できるので、オリジナルのお問い合わせフォームが作れます。ちなみに上記は、特殊設定で画像添付もできるように設定してあります。これもWordPressの機能で5分ほどで追加できます。
最低限、お問い合わせに設定するべき項目
- お問い合わせに必須①:名前
- お問い合わせに必須②:折り返し用のメールアドレス
- お問い合わせに必須③:本文記述欄
※ちなみにWordPressについては、【有料級】集客できる!イラストレーターがホームページを作る時のポイント【傑作】という記事をご覧ください。ホームページのメリットについてもわかりやすく解説しております。
プロフィールの注意点:初心者感を出さない
「勉強中」「駆け出しイラストレーター」など、初心者にみられそうな言葉は使わないようにしましょう。
自分が何かサービスを購入する場合、「勉強中」の人と「ベテラン」どちらから購入したいでしょうか。答えは決まっていますよね?善意で「頑張ってそうだし、お小遣いがてら依頼してあげようかな?」
そう思って依頼してくれるのは、身内だけです。全くの第3者が、わざわざお金を払ってまで初心者からサービスを購入するなんて、まずこわくてできません。だってちゃんと仕事してくれるかどうかすら分からない状態ですから。
駆け出しイラストレーターの場合
まだ実績がほとんどなくて、不安な気持ちから「勉強中」などの言葉を使うのかもしれませんね。そのような初心者の方は。まず練習と言っては語弊がありますが、低い金額でまずはサービスを出してみることをおすすめします(※賛否ありますが、私はこの方法を実行しました)
私も最初の頃は、1,500円とかで受注していました。1,500円であれば何万もするような仕事に比べてプレッシャーも少ないです。何より安い金額であれば、仕事が受注しやすいので、実績を増やしやすいのです。
それに安い単価の依頼主は、個人であることも多く、割と実績として公開することに好意的な人が多いという気がします。イラストレーターの実績欄に「バーッと」いろんな実績が出てくれば、なんかすごい!実績も多いし!って思いますよね?それが個人からの受注であろうがなかろうが、ぱっと見のインパクトがまず違いますから!
高額受注への切符と考える!スキルをあげよう!
そこで重要なのが、高額案件に繋がりやすいということです。実績が多ければ、信頼感もありますので、より高額なイラストレーター案件を受注しやすくなります。
まずは「お金を頂いて勉強させてもらっている」と考えて色々受注してみることをおすすめします。
※まあ、ずっとこれからも安い金額で受注するわけではありませんので。というか、安い単価を脱出する為に地道にスキルをあげていきましょう!できるなら高単価なイラストレーターになりたいですよね!?できるなら、イラストレーターとして独立もしたいですよね?しましょう!千里の道も一歩から!
【参考】
【準備】イラストレーターとして独立起業する前にコレだけはやっとけ4選【必見】
【参考】
【初心者向け】イラスト副業の始め方【中学生でもできる】注意点もあり
プロフィール:信頼につなげるコツ
- 信頼のコツ①:情報は新しく保つ
- 信頼のコツ②:得意先を書く
信頼のコツ①:情報は常に新しく保つ
情報が古いと不安になります。3年前とかで更新が止まっていれば「廃業したのかな…」と不安な気持ちにさせてしまいます。
また、SEO集客の観点でも情報が新しい、ということは重要です。こまめに更新されているページの方が検索上位に表示されやすかったりします。だから大手企業は高い金額を投じて大量のSEOライターを雇い、情報の鮮度とクオリティを保っているのですね。
ちなみにホームページのSEOについては、【有料級】集客できる!イラストレーターがホームページを作る時のポイント【傑作】という記事もあわせてご覧ください。中学生でもわかるほどカンタンに解説しています。
信頼のコツ②:得意先を書く
もし許可がもらえれば、プロフィール内に得意先の個人名や企業名を書いておきましょう。
既に別の案件を納品したんだ、という安心感から受注に繋げやすくなります。おすすめです。
イラストレーターとして踏み出そう!
せっかくプロフィールを設定できても、いざその後の収益化の手順がわからないことには、何も始まりません。プロフィールを設定できたところで、早速イラストレーター としての第一歩を踏み出してみましょう!
具体的な収益化の方法については、【初心者向け】イラスト副業の始め方【中学生でもできる】で解説しています。中学生でもわかるので、ぜひご覧ください。
ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
【参考】
今回は以上となります。
ぜひ充実したイラストレーターライフを送りましょう!
プロフィールのアドバイス・ホームページ制作
なお、プロフィールやホームページについてよくわからないという方は当方お問い合わせページより相談を承っております。当方、イラストレーター向けのホームページ制作、ショップ制作を承っており、あなたにあった最適なアドバイスが可能です!
ぜひお気軽にご質問・ご相談ください。TwitterのDMでも対応可能です。