でも、会社にばれるのかな?バレずにできる方法ってあるかな?
今回の記事は上記のように感じる方におすすめ!
本記事の内容
- 副業がばれるとリスクあり【わかりやすく解説】
- イラスト副業がばれるのには確実な理由あり
- 20万円以下でも住民税の申告が必須
この記事を書いている私は、イラストの副業をしつつ、イラストレーター向けにECショップサイト構築などのお仕事もしています。要するに、副業の知識と、イラストの知識があります。
副業に関する記事の中でもイラストレーターに的を絞った記事は、イラスト販売経験のないライターが書いているものも多く、役に立たない情報も多かったりします。
今回の記事では、”本当に必要な情報だけを初心者でもわかりやすく”をコンセプトに書きました。ぜひご覧ください。
なお、実際に副業を始める時に役立つ【初心者向け】イラスト副業の始め方【中学生でもできる】という記事ももあわせてご覧ください。
なおこの記事は3分で読める内容です。
絵師、イラストレーター必見。
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副業がばれるとリスクあり【わかりやすく解説】
まず、イラストの副業を始める前に、副業がばれるとどうなるか考えてみましょう。
- デメリット①:本業への支障
- デメリット②:損害賠償で訴えられるリスクあり
- デメリット③:確定申告漏れで脱税になる可能性
デメリット①:本業への支障
副業としてイラストレーターを始める場合、意外と作業時間が取られます。本業が終わった後にイラストを描くとなると、睡眠時間が削られることも当然ありますし、うまく体調管理に気をつけなれれば、本業に支障がでることもあります。
俺も、会社で何度か意識飛んでた(睡眠)
絵を描くというのは自分の好きなことだから、上限なくできてしまうという人は要注意。仕事をやりすぎて、突然体調を崩してしまうことも考えられます。体調には気を付けなれなりません。
デメリット②:損害賠償で訴えられるリスクあり
実は、副業を禁止している会社もあります。万が一、本業の会社に不利になるような事態を起こした場合、損害賠償沙汰になることもありえます。どこまでがOKでどこからがダメなのか、意識した上で副業の仕事を受ける必要があるのですね。
そこで疑問なのが、どこまでの副業までならOKなのか?という点。
これは、ある視点で考えるとすごくわかりやすいです。
仕事を受けるときのポイント:本業の会社に不利にならないか
本業の会社の視点で考えてみるとすごくわかりやすいです。あなたが本業の会社の社長だったとしたら、何が一番嫌でしょう?
- 競合に対し、本業で得たノウハウを流出させてしまうこと
- 会社の機密情報を他者に漏らしてしまうこと
※上記はそれぞれ「競合避止義務」と「秘密保持」といい、会社の罰則には、特に厳しく書かれている点になります。
その点上記は特に気にしていませんでした
最悪の場合、懲戒免職や減給になる可能性もあるので、上記に引っかかりそうな方は一度会社の規定をよくご確認ください。
デメリット③:確定申告漏れで脱税になる可能性
副業としてイラストレーターをして所得があったにも関わらず、納税しなければ「脱税」になります。申告する必要があるかどうかの判断基準は下記。
- 申告すべき人①:副業でアルバイトをしていて、給与を会社から受け取っている
- 申告すべき人①:アルバイト以外の副業で、年間20万をこす所得がある
つまりは、年間の所得が20万円をこしたら、申告の必要が必ずあるといことです。ちなみに、所得は「受注額」ではないですよ。所得は「売上ー経費」のことです。
人によっては、イラストレーターとして20万円より大きい売上があったとしても、その分経費が大きければ納税義務がないケースもあります。
例1:確定申告が必要
例えば、イラストレーター として40万円の売上がありました。でも経費に10万円かかりました。この場合、所得は30万円なので、確定申告が必須です。
例2:確定申告が不要
イラストレーター として40万円の売上がありました。でも経費に30万円かかりました。この場合、所得は10万円なので、確定申告が不要です。
※なお計算は一部簡略化しております。
【注意】20万以下でも住民税の申告は必要
上記で、イラストレーター としての副業が20万円以下の場合、確定申告はしなくていいと書きました。ですが、20万をこえたか、どうかに関わらず「住民税」の申告はしなくてはなりません。
この辺、最初の方は知らずに無視しがちなので、気を付けましょう。
イラスト副業がばれるのには確実な理由あり
副業がばれるのには、理由があります。
- ばれるケース①:本業の会社の同僚から
- ばれるケース②:住民税の納税額から
ばれるケース①:本業の会社の同僚から
ありがちなのが、同じ会社の同僚に副業のことを話してしまうからですね。意外と噂というのは広まります。本業でうまくいって独立するケース、つまりは退職が決まっているケースなどを除き、あまり副業のことを周囲に話すべきではないと思います。
以下、ちょっと余談なのですが。
住所を隠して運営できるショップ作成サービス
イラストレーター としてショップを持ちたい!という方に向けたお話なんですけど。最近では、自宅住所を隠した上で運営できるショップ作成サービスもあります。
住所をバレずに活動していきたい副業イラストレーターさんにすごくおすすめの「BASE」というサービス。詳細は、【断言】イラスト販売でおすすめのサイトは1つだけ【経験者が語る】という記事をご覧ください。
【参考】
【断言】イラスト販売でおすすめのサイトは1つだけ【経験者が語る】
「BASE」の「NAWABARI」という機能を使えば、自宅の住所を公開することなく、グッズ販売などができます。すごくおすすめです。
ばれるケース②:住民税の納税額から
会社員の多くは、毎月の給料より住民税が引かれます。住民税の納税額は前年の所得によって決まるので、当然支払う住民税が増えることで、会社の経理担当にばれる可能性があります。
副業がバレないようにする方法
副業イラストレーター が本業の会社にバレないようにする方法があります。それは、住民税を自分で納税するようにすること。つまりは住民税の納付を「特別徴収」ではなく「普通徴収」にすることで、会社にばれることなく副業分を自分で納税可能です。
上記副業イラストレーター がばれるリスクについて色々書きましたが、実は最近では副業ブームの流れがあってか、
厚生労働省が、副業を押し進めるような動きがあります。
厚生労働省「本業外の時間は自由」
本業の時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的には労働者の自由との考えがあります。会社が労働者に対して副業を禁止することは法律でも認められていません。
副業・兼業を促進していく動き
第14章 副業・兼業
引用:平成30年1月 厚生労働省労働基準局監督課 「 モデル就業規則 」
(副業・兼業)
第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行う
ものとする。
3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会
社は、これを禁止又は制限することができる。
① 労務提供上の支障がある場合
② 企業秘密が漏洩する場合
③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合
④ 競業により、企業の利益を害する場合
本業以外の時間は、あくまでも個人の自由時間なので、その時間で絵を描こうが、副業をしようが罰せられることはありえません。そして、副業が本業の会社にバレたことで、解雇や懲戒処分となっても、無効となる可能性が非常に高いとも言われています。
※もちろん、本業への業務妨害や企業秘密の漏洩があった場合、上の引用の4つの条件に当てはまらないため、イラスト副業を禁止もしくは制限される可能性があります。
とのことで、本業の会社に迷惑がかからない良識の範囲で行う分には、全く問題はないと言えます。上記のように、厚生労働省も副業を推進する動きもありますので、ぜひ、本業会社員、副業イラストレーターとして活動を始めていきましょう。
副業イラストレーターとして踏み出そう!
せっかく副業のリスクについて理解できても、いざ副業の手順がわからないことには、何も始まりません。どこまでがNGかが分かったところで、早速イラストレーター としての第一歩を踏み出してみましょう!
具体的な副業の方法については、【初心者向け】イラスト副業の始め方【中学生でもできる】で解説しています。中学生でもわかるので、ぜひご覧ください。
ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
【参考】
今回は以上となります。
ぜひ充実した副業イラストライフを送りましょう!