しかも在宅でできたら良いのに。でも、そんな求人あるのかな?
今回の記事は上記のように感じる方におすすめ!
本記事の内容
- イラストレーター求人に応募するにはポートフォリオが必須
- 未経験OKの在宅ワークならクラウドソーシング一択
- 未経験イラストレーターでも報酬が高い【実例有り】
この記事を書いている私は、在宅でイラストの副業をしつつ、イラストレーター向けにECショップサイト構築などのお仕事もしています。要するに、在宅ワークの知識と、イラストの知識があります。
在宅求人に関する記事の中でもイラストレーターに的を絞った記事は、少ないです。実のところ、在宅経験のないライターが書いているものも多く、役に立たない情報も多かったりします。
今回の記事では、”未経験の方でもイラストレーターになるために必要な情報だけを初心者でもわかりやすく”をコンセプトに書きました。ぜひご覧ください。
なお、副業として始めたい方は【初心者向け】イラスト副業の始め方【中学生でもできる】という記事ももあわせてご覧ください。
なおこの記事は3分で読める内容です。
全くの未経験から在宅イラストレーターになれる。
— 少女画 (@syo_zyo_ga) March 6, 2021
コロナの影響もあり、
在宅案件が増えている気がする。
ポートフォリオ次第で高額受注も可能。#イラスト好きさんとつながりたい #イラスト #イラスト練習中 #イラスト依頼 #お絵かき #絵描きさんとつながりたい #オリキャラ #オリジナルイラスト pic.twitter.com/rsSz2J5ZHD
イラストレーター求人に応募するにはポートフォリオが必須
まず、在宅か会社出勤かに関わらず、イラストレーターの求人に応募するにはポートフォリオが必須です。
- ポートフォリオのメリット:未経験にもチャンスになる
- ポートフォリオのポイント:データ形式は企業に合わせる
- ポートフォリオのポイント:会社にあったイラストを厳選
ポートフォリオのメリット:未経験にもチャンスになる
ポートフォリオ とは、自分のイラストを収めた作品集のようなものです。
まず、企業が一人一人の応募者に割いてくれる時間は意外にも短いものです。特に人気デザイン会社や人気ゲーム会社などには、通年多くの応募があるため、その分一人一人のイラストを確認する時間が少なくなってしまうのですね。
例として、毎年10名イラストレーターを採用するような人気の会社であれば、逆算して50名の応募者がいたとします。そんな中で、果たしてどれだけ企業が自分に時間を割いてくれるでしょうか。
未経験でも十分にチャンスがある
企業側は、一人当たりの応募者に向き合う時間が少ないです。そのため、多くの応募者の中から一瞬で自分のことを印象付けるには、やはりポートフォリオに力を入れる必要があります。逆に言えば、未経験であっても、ポートフォリオの印象がよければ、それだけで採用される可能性が十分にありうるということです。
未経験でも人気企業に採用される可能性があるってことだよね
ポートフォリオのポイント:データ形式は企業に合わせる
以前は、PDF形式が主流でしたが最近では、WEB媒体でのポートフォリオ提出も増えています。WEB媒体でのポートフォリオというと下記が挙げられます。
- Tumblr
- Wix
- Jimdo
- WordPress
人事側としても、紙で印刷しなくともネット環境さえあれば複数人で見られるので、コストがかからないという点でも、増えてきているのですね。推奨される形式は企業によっても異なるため、事前に確認することが必要です。
ポートフォリオでのNG例
相手のPC環境に依存するような納品形式は絶対にNG。よくある失敗ではあるのですが、例えば、Photoshop形式の「PSDデータ」や、CLIP STUDIOの「CLIPデータ」でそのまま送ってしまう、などの失敗です。相手先(人事担当者)のPCにそもそもPhotoshopやクリスタがインストールされていない可能性もあります。その辺も考慮しましょう。
次から同じ失敗をしなければ良いさ!
ポートフォリオのポイント:会社にあったイラストを厳選
応募する会社が好むようなテイストに合わせてポートフォリオを作成することで、会社に受かりやすくなります。会社側にとってもポートフォリオは適材適所を見極めるのに必須です。ゲーム会社であれば、ゲームで有利になるようなイラストを集めるなど「会社のテイストに合う」と思ってもらえるようなポートフォリオを作るのがポイント。
例1:一般企業のイラストレーター求人
例えば、一般企業のブログ用イラストレーター求人の場合。好みが分かれにくいようなイラストを集めるなどの工夫が必要ですね。ブログの文章内でも使えるように、多種多様な表情やポーズのイラストを集めるなど、自分の強みをうまくアピールすることが重要です。
例2:ゲーム会社のイラストレーター求人
ゲーム会社のイラストレーター求人の場合。キャラクターのみならず、背景やモンスター、アイテムなどをカテゴリーごとに分け、ポートフォリオに載せるなど、多様なイラストを描くことができる、とアピールするなども1つの方法です。
自分の「得意」だけでなく、相手先企業が「何を欲しているか」という相手の視点にたったポートフォリオ作りが必要なんですね。今までコツコツ積み上げてきたイラストをしっかりアピールし、求人に受かるよう工夫していきましょう。
未経験OKの在宅ワークならクラウドソーシング一択
やっぱり経験者じゃないとダメなのかな…
諦める必要はありません
クラウドソーシングとは?
クラウドソーシングは狭義では、不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態を指す。
Wikipedia「クラウドソーシング」より
最近では、コロナのこともあり在宅でできるクラウドソーシング案件も増えています。ラッキーとまでは言いませんが、わざわざ社内に一人雇うよりも、各案件ごとに適切なイラストレーターさんにを外注しようという企業も増えています。
企業にとっても社内に一人雇ってしまえば、コストがかかってしまいますし、本当に案件ごとに最適なイラストを描いてくれるかどうかも不安要素であるため、雇ってしまうのはリスク。だから、本当に必要なイラストだけを本当に必要なタイミングで外注したい、そんな動きが増えているのです。
在宅で働きたいイラストレーターにとっても追い風
これは、在宅で働きたいイラストレーターにとっても、追い風であると言えますよね。せっかくの時代の流れで、在宅案件が増加しているので、時代の流れに乗らないのはもったいない。ぜひクラウドソーシング案件をチェックしてみましょう。
未経験イラストレーターでも報酬が高い【実例有り】
未経験でも最初のお仕事を受注できるクラウドソーシングとしては下記が挙げられます。
- 未経験におすすめサービス①クラウドワークス
- 未経験におすすめサービス②ランサーズ
未経験におすすめサービス①クラウドワークス
クラウドワークスには、スキルや経験がなくても応募ができる「コンペ形式」の応募案件があります。
コンペ形式とは、カンタンに言えば、コンテストのようなものですね。企業が特定のイラストを募集し、応募者のイラストの中で気に入ったものを採用する仕組みです。ちなみに本日のイラスト案件(コンペ形式)をみてみました。
クラウドワークス:本日のイラスト案件数
- 案件数:51件
- 報酬:10,000円〜40,000円以上
※上記は2021年3月6日時点の情報です。
中には、報酬10万円以上の案件もありました。さらにコンペ形式に絞らなければ、まだまだ多数のイラスト案件があります(もちろん未経験でも応募できる案件が多数)。
企業側にとっては、未経験かどうかに関わらず、魅力的なイラストを描く人にこそ報酬を支払いたいため、未経験者にも十分に道が開かれているということです。利用しない手はないでしょう。
未経験におすすめサービス②ランサーズ
ランサーズは、報酬が明らかに低い案件の場合「通報」「評価」できる機能があることもあり、低単価で悪質な案件にはわかりやすく「注意文」が表示されるようになっています。
依頼者に有利なサービスがある一方、依頼者とイラストレーター双方が気持ちよくやりとりできる仕組みのランサーズは、イラストレーターにとって大変優良なサービスです。登録自体もカンタンですぐ終わるので、まず始めてみることをおすすめします。
ランサーズ:本日のイラスト案件数
- 案件数:42件
- 報酬:20,000円〜60,000円以上
※上記は2021年3月6日時点の情報です。「イラスト」で検索した結果となります。
こちらもコンペ形式に絞らなければ、さらに多くのイラスト案件があります。仕事のランクで検索することもできるので、未経験者は今の自分のスキルに合わせて検索できます。ぜひ、イラストレーター案件を探してみましょう。
実際の案件の内容としては、キャラクターデザインからデザイン寄りの案件まで幅広いです。これから自分のスキルを向上させたい、いつかは独立したいというイラストレーターにとっても、拠点となるような大事なサービスとなるでしょう。ぜひ、登録して案件をみてみてください。
未経験が受注するときに仕事を選ぶコツ
未経験者であれば、最初どのような仕事に応募すれば良いかわからないかもしれません。そんな人は、ある基準でお仕事を選んでみてください。
- 未経験者はポートフォリオで求人を選ぶ
- 未経験者こそ仕事を選べ
未経験者はポートフォリオで求人を選ぶ
未経験の方におすすめなのが、ポートフォリオでお仕事を選ぶ方法です。未経験なら、仕事を選ばずになんでも応募しろ!という考えの人もいますが、私は逆です。未経験のイラストレーターこそ案件を選ぶべきだと考えています。
中には未経験であることをいいことに、無茶な要求をしてくるクライアントもいますが、私はそのような人の仕事は断るべきだと思っています。
未経験者こそ仕事を選べ
なんのために在宅で仕事をやるのか。それは、誰かに縛られることなく、自分の好きなことで仕事をしたいから。そう考えてイラストレーターになりたいのですよね。
そういう希望があるのに、それを打ち砕くような人との付き合いは、どう考えても、後々の自分にとってプラスになることはありません。安く使ってやろう、という人の信頼のできない姿勢は、今後もずっと続くことになります。そんなの自分が苦しいですよね?
中でもひどいのが、自分の実績にしてはNGという案件。つまりは自分が描いたのに、自分が描いたと名乗れない案件です。
つまりは、未経験者の生命線「ポートフォリオ」に付け加えることができないのですね。これじゃあ、本命会社の求人にいざアピールしようにも、ポートフォリオに付け加えられないため、自分に実績が積み上がることがありません。
クリエイターへの理解がないですし、これは時間がすごくもったいないことです。
未経験者は単価が多少安くとも、自分に実績が蓄積されていくような仕事を選ぶように意識してみてください。
イラストレーターとして一歩踏み出そう!
せっかく未経験者で在宅でお仕事ができるとわかっても、いざ受注できないことには何も始まりません。どこまでがNGかが分かったところで、早速イラストレーター としての第一歩を踏み出してみましょう!クラウドソーシングに登録した後は、ポートフォリオサイトを充実させるのがおすすめ。
詳細は、【絵師必見!】イラスト個人サイトの作り方【保存版】をご覧ください。
【参考】
人気イラストレーター3名
どんな人気イラストレーターでも、最初は未経験から始まっています。実際に元々違うお仕事をしていたけれど、最終的には『画集』を出すほどにもなったクリエイターさんを3名ご紹介します。
- マツオヒロミさん
- またよしさん
- かとうれいさん
古本屋→プロのイラストレーター
マツオヒロミさんはもともと、古本屋でお仕事をされていたようですが、ある日、自身の『イラストサイト』やmixiに掲載していたイラストが、依頼者の目に留まり案件を受注。そこから更に絵の依頼を受注。最終的には『イラストのメイキング本』を出版する程になられています。
※詳細は【購入者レビュー】マツオヒロミのIMV画集がおすすめ!という記事をご覧ください。
アルバイター→プロのイラストレーター
また、またよしさんは元々絵とは関係のない派遣社員やアルバイトをされていたそうです。
しかし、『絵の持ち込み』をきっかけとし、そこからお仕事を受注。最終的にはご自身の『イラスト集』を出版され、話題となりました。詳しくは【購入者レビュー】またよしのイラスト集がおすすめ!女の子が最高の癒しという記事をご覧ください。
デザイナー→プロのイラストレーター
他にも私が個人的に好きなイラストレーターさんで、かとうれいさんもいらっしゃいます。かとうれいさんは『デザイナー』出身のイラストレーターだ(と江口寿史さんが記述していました)。つまりはもともと違うお仕事をしていたけど、現在は売れっ子のイラストレーターになられているのですね。
※詳細は、『かとうれい』大人気イラストレーターの魅力!20代-30代から絶大な支持!という記事をご覧ください。
副業からイラストレーターを始める
現在お仕事をされている方は、副業から始めるのもアリです。なお、具体的な副業の方法については、【初心者向け】イラスト副業の始め方【中学生でもできる】で解説しています。中学生でもわかるので、ぜひご覧ください。
ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
【参考】
今回は以上となります。
ぜひ、立っているだけで仕事がくるような「引っ張りだこのイラストレーター」を目指しましょう!